妙島さんの真意はどこへ?

この期に及んで何故、妙島さんは魔界を利用してまで、自分の意志を貫こうとするつもりなのだ。
そして、神田の友達のマインドコントロールも気になる

39話はバルログ内のラボの中。
いつもいる毒牛頭や毒馬頭の代わりに、片那とよばれた少女兵が数体。
沙夜に従順で、かわいい声とは裏原に無表情だ。
ある種の恐怖を覚えた。
毒こそは持っていないが、彼女の攻撃は元々の主をベースにしているだけに、ヘタにノーガードが出来ないのだ。
幸い、工作スキルが有効なのが大きな救いだ。

当の沙夜もここまで来ると流石にスキルに耐性が出来てしまっている。
彼女の方は、キャプテン、フーバーくん、タイゾウの3人で戦い、最終的にはタイゾウのカウンターでKOしてしまう。
何度戦っても、毒持ちだけに結構厄介だなと思ってしまう。

その色気　最大の「毒」だ　沙夜は云う

しかし、それ以上に気になったのは、アマゾーナと妙島さんだ。
アマゾーナに至っては、ドルアーガが倒されてその呪縛から解放されたはずなのに、その兆候が見られない。
そして、妙島さんにいたっては、この期に及んでもなお、魔界の連中と手を組んでまで自分の意志を貫こうとしている。
ここまで仲間とともに異世界を転々としていた中村さんは分かっていた･･･
異世界の住人とは共存は出来ない･･･なぜなら、他の世界の住人が干渉すれば、そのことが世界自体に悪影響を及ぼすことになるという事実に。
事実、あの28話のだじゃれの国において、中村さんを初めとする物質界の仲間だけではなく、妙島さんも源氏の手で「だじゃれの呪い」の洗礼を受けてしまうことになってしまったのだ。
そう、彼自身もまた、本当は物質界でなければ生きられないのだということだ。
そして、最後には零児くんの銃の型で撃たれ、そしてバルログのラボから去って行った･･･。
彼が他の世界に手を貸すことで、一体どれだけのリスクを食らうことになるのか･･･正直気掛かりだ。
タイゾウくんのいう通り、最後の最後まで戦う以外に解決方法はないのだろうか･･･。
そうだとすれば、悲しい結末しか残らないのではと思うと、不安でたまらない。

そして、ザベルやシュトゥルムを倒し、ラボを脱出して39話はクリア。

妙島さんやアマゾーナの行く末が気になるよと思う人はぽちっとな。

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